SUGOI-ne2号ゴールドで発芽した
 シランのプロトコーム。


 地生ランのシランも、
 最初はこのようなプロトコームから大きくなる。

 炭素循環で出来る糖、糖質が必要。
 大きくなれば、光合成で生きられる。
 そういうことで、シランは強い光のある
 場所で元気。
 
ラン栽培というのは異常な栽培である!

  多年草の植物。ラン科植物も多年草の一つであるが、
  ほとんど全ての植物は芽生えた場所で永年生き続ける!
  つまり、芽生え育った場所が自生地である。
  自生地には種子が芽生える条件が揃っている。
  更に芽生えた幼植物は生育する条件が揃っている!
  これが自生地の絶対の条件である。

  以上のように考えると・・・・
  ラン栽培というのは、他の植物では考えられない栽培である。
  発芽できないコンポストで栽培。
  ランからみれば絶対ありえない話である。

  左の写真は、SUGOI-ne2号ゴールドで発芽したCymbidiumである。
  自生地には、こういう幼ランが芽生え、自生地の生態系を維持している。

  ランが芽生えることも出来ないコンポスト。
  水ゴケ、バーク、軽石、杉皮、ヤシ繊維・・・ラン菌がいない!
  そういうもので植えれば・・・良く育たないのが普通、当たり前である。
  であるが・・・こういうコンポストでも上手に育成している人がいる。
  世の中には、上手な人いる!
  ラン界はそういう人で発展したのであるが、誰でもというわけではない。
  菌根植物のランを、無造作に栽培出来るわけは無い!

  これまでの栽培講座、本には、この芽生え、プロトコームの
  説明が無かった!
  大株、ギフト???・・・からの栽培技術。
  山堀り株からのスタート。
  幼苗の育成は・・・・芽生えることが出来ないコンポストで行なうから、
  難しい・・・・。
  当たり前の話である!
  私達の栽培現場というのは・・・・ランの自生地でないからである!
  温室内を自生地にできる人・・・日本に何人いるのだろうか???
  多くの原種を狭い温室で栽培しているが・・・・・
  温室を個々の原種を自生地になど出来ない。
  ラン菌が生息しないコンポストでの栽培では・・・・温室は自生地になりえない。
  屍累々の・・・ラン栽培の歴史である。
  ベテランといわれる人のラン歴は・・・屍の上に築かれている!

  ところが・・・SUGOI-neは温室を自生地にすることができる世界初の用土。
  温室内にランの生態系を創ることができる!
  Cymbidiumの地植え成功というのは、
  温室を自生地にできることを実証したコンポストである。
  自生地では誰も肥料をやらない!
  これを温室内でも可能にした!
    こういう栽培が普及すれば、ランの肥料は売れなくなる。
    そういうことが実証されたことになる。
    こういうのを革命という。

   SUGOI-neはランのみでなく、多年草にほとんど適応する!
    ラン専用のコンポストではない!
    

  ラン科植物26000種。
  日本にこれまで導入されたもの約6000種。
  よくも・・・ハンターしたものである。
  原種商売は・・・まだ20000の未輸入ランがあるから・・・・
  商売のタネは・・・・ある!
  しかし・・・・ほとんど消耗品になる!

  ランを喰いつぶす!
  その先になにがあるのだろうか・・・・。

  芽生えることも出来ないコンポストで植えれば・・・・
   ほとんど枯れる!


  SUGOI-neなら・・・出きる!
   21世紀のラン界は・・・原種、品種を食いつぶす商売ではなく、
   未来を創るラン界でありたい。
   ラン愛好家はランを好きですきなのであるが・・・・
   この世界には、ラン等・・・ただの草だとして・・・・農地を開拓する。
   この後・・・・本当に原種を保存できるのか???・
   日本に入っている貴重な変種。
   10年後、20年後・・・・保存されているのだろうか??・
   コレクションというのは、その人の熱い思いで集めたもの・・・。
   その人が、あの世に旅立って残されるラン達。
   この遺株を引き取った人は、ほとんど・・・集めた人の・・・熱い思いを、
   株にまつわる物語を知らないことがほとんど。
   そして・・・安易に栽培され・・・・枯れてゆく・・・・
   これが・・・これまでの実情。

  しかし、考えてみれば、業者からカネで集めたコレクションなどは、
  その価値というのは・・・大きな価値などないのかもしれない。
  カネで買うことが出来ないラン。
  本当は・・・・これを手に入れてコレクションしたものでなければ・・・・。
  1000鉢で平均50000円としても・・・・5000万円???
  趣味でのランというのはカネを言ってしまえば・・・そんな計算になってしまう。
  そういう集め方ではなくて、時間がかかっても・・・・
  自分で創ったランなら・・・カネで計ることが出来ない。
  SUGOI-ne。 
  そういうランをサポートするコンポストである。

  

 菌根になっていない根の拡大

 パフィオの菌根の拡大写真。
   SUGOI-ne栽培が究極なのは、
   自生地における菌根を創ることができるからである。
   生態系栽培。
   この根であれば、自生地を再生、保存可能である。 


   今後、ラン界で自生地保護、再生を行なう
   場面が多くなるだろうが、口で言うのは
   簡単であるが、実際に行なうとなると、
   SUGOI-ne以外の用土では不可能である。
   菌根を創れるのはSUGOI-neのみだからである。

   自生地の保護活動。
     現在の自生地をこれ以上破壊しない運動など。
     絶種してしまった自生地を再生すること。
       問題は、この復元再生である。
       SUGOI-neは、ここに焦点を当てて開発した。


 写真説明

     水ゴケ植え時代の根。 ラン菌が生息していないので
       菌根になっていない。細い根。

     SUGOI-ne栽培で出来たラン菌と共生している菌根。
     太い! これが自生地の根のである。



  パフィオの根は自生地では全て菌根になっている。
  菌根を具備しなければ生き続けることは出来ない植物である。
  このことを考えれば、
  パフィオ業界の人がアレコレ研究しても、必ず・・・
  その栽培法には説明できない破綻が生じる。
  パフィオ研究というのは、菌根からスタートすれば、
  自然と理路整然とした説明ができる。


 パフィオ業界では、新種の発見に大騒ぎするけれども、
 根は・・・写真のように菌根を形成し、大きな差異は無い。
 根の観察では新種の識別はできない。
 SUGOI-ne栽培では、植物分類のような・・・
 小さな差異ではなく、共通点を考察することである。
 そうすると、ラン科植物に共通する姿が見えて来る。
 

  アツモリソウ、クマガイソウの根は、この写真とは異なり、
  ほとんどカキランと同じような根を持っている。
  ラン科植物というのは、同じ菌根であっても、
  その形状に大きな差異がある。
  しかし、枯れ落ち葉のリグニン、セルロースをえさにする
  材木腐朽菌との共生は同じである。

 
 

 エビネ地植え 大成功
   エビネ自生地保護、
   自生地再生が・・・簡単に可能になった。
  
   エビネ公園、山野草園のエビネ栽植が
   簡単に可能になった。

   

 ハウス、温室内へのCymbidium地植え 大成功
        
特許出願予定
  
  Cymbidium切花栽培が地植え栽培で、
   簡単にできるようになった!

  毎年安定した切花ができる!
   暖地であれば、非常な低コストで生産可能。

    10年以上・・・植え替えなしで栽培可能!
  根腐れが見られない!
 
 この根の状態を見ると、いかに鉢栽培というのは、
 ランを泣かせる栽培であるか理解出来よう。

 鉢に植えられて喜んでいるランなど・・・無い。
  


ラン栽培の歴史は「根腐れ対策」の歴史であるといってもいい!
根腐れ!
ラン栽培したもので、これを経験しなかった者は一人もいない。
ラン栽培の楽しみも、苦しみも、成功も、失敗も・・・・
根腐れとともある。
ランの商売も、プラントハンター商売も・・・根腐れの上に成立してきた。
更に・・・本も、講習会も・・・根腐れ対策に重点が置かれてきた。

以上のように、根腐れ対策、防止が、ラン栽培の大半を占める技術である。
にも関らず、根腐れの原因を深く考察したものはない。
自生地の生態系から根腐れを考察したものはない。
この根腐れの場面でもラン菌は視野にはいったことはない!
ラン菌が生息しているコンポストが、これまで無かったことにも原因があるが、
自生地では、そう簡単に根腐れは起きない。
なぜなのか???

    
この問題を解くために、SUGOI-neで生態系栽培・・・地植え栽培を行なった。
根腐れがおきるのか???
起きないのか???
SUGOI-neで7年栽培した結果、ほとんど根が腐らないことが解かった!
7年前の根も腐っていない!


右の写真。
 Cymbidium地植え栽培の株を掘り上げた状態の根。
 見事に地表5cm前後の深さの所に横に張っている!
 地表には毎年枯れ落ち葉が堆積する。
 この地表の枯れ落ち葉のセルロース、リグニンを求めて、ラン菌は繁殖している。
 ラン菌は好気性菌である!
 なぜ、多くの微生物の中でランは好気性菌のラン菌と共生する道を選んだのか。
 この理由が、地表に堆積する枯れ落ち葉、植物死骸である。

 Cymbidiumに限らず、ラン科植物のほとんどは、この写真のような根である。
 好気性菌の生息するところに根を伸ばす!
 その理由はセルロース、リグニン由来の糖、糖質が欲しいからである!
 この糖、糖質で光合成の不足分のエネルギーを補っている!
 更にラン菌による酸素供給、水分供給を期待している。
 まさかの多湿、乾燥という相反する条件下でも生き延びるには・・・・
 菌根を捨てるわけにはゆかない。
 Cymbidium地植え栽培では、鉢栽培より多湿になる場合が多い。
 それでも多湿による根腐れは・・・ほとんど起こっていない!

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  究極とは・・・・・
ラン栽培の
    
    
         
究極とは・・・・・・          
         根腐れを回避できるコンポストを開発することである。
         自生地を再生できるコンポストを開発することである。
         SUGOI-ne。

   5月ともなると全国各地で、植物自生地復元の活動が行なわれる。
   片方で荒廃させ、片方で復元する・・・。
   しかし、ラン科植物の復元は絶望に近い。
   しかし・・・現在は・・・SUGOI-neがある!
   復元しようと思えばできるようになった。
 宇井清太は夢を持っている。 出来る!